研鑚

秋の研鑚

11月を迎えて秋も本格的になり、研鑚の季節となりました。来年はロベルト・シューマン[1810-1856]生誕200年、ドイツ作品をライフワークにしているのでシューマン作品には格別の思いがあり、コンサート等で思う存分演奏できるよう、少しずつ勉強をしています。
そのなかで現在取り組んでいる曲は“クライスレリアーナOp.16”以前にも勉強しましたが、当時は弾き込みが足りなかったのでリベンジでもあります。この曲は8つの曲で構成されており1つの曲集としてまとめるのに苦労しているところであり、年内にはいちど通して演奏したい曲です。その為には早いうちに暗譜に取り掛からなくてはなりません。
また、秋の雰囲気の曲であるチャイコフスキー作曲“ドゥムカOp.59”も並行して練習しています。この曲も来週くらいには弾き込み段階に入りたいところですが、練習時間が多く取れないので今月中の暗譜を目標にしたほうが現実的です。

今月は仕事以外にも雑用が多く、体力を作って乗り切らなければなりませんが、毎日の日課としてLiedの散歩があるので運動不足には陥らずに済みそうです(笑)。

富津岬にて、風の強い日でした。
200911_7

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のんびりと

今日は一時帰国した弟を出迎えるために成田空港へ行く予定でしたが、父が迎えに行ってくれたので洗車や買い出し程度にのんびりと過ごしました。ゴールデンウィークでも豚インフルエンザや高速料金の1000円均一で渋滞しているなどあまり遠出はしたいと思いません。旅行といえば3月に那須へ行き、かなり寒かったものの温泉に浸かったり那須連峰を眺めたりと渋滞とは無縁にリフレッシュできたので、シーズンオフの時にまた旅行にでも行きたいと思います。
2009531 那須ガーデンアウトレットから見た那須連峰。

Liedは相変わらず元気イッパイでよく食べよく遊びよく眠ります。弟がLiedのために大きめのお洋服を2着買ってきてくれ、そのうちの1着を早速試着してみました。
2009532 「どう~、似合いまちゅ?」何かキツそう…。

明日はパグの卒業生オフ会へ行ってきます!

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レッスン室改装中

私事ですが、ピアノレッスンや自分の研鑚向上を目指して本日よりレッスン室の改装工事がはじまりました。今回の工事は当初数日の予定でしたが、改装業者の変更等で工事期間が10日前後と長いので4月の2週目くらいまでは生徒さんに多大なご迷惑を掛ける事となり、少々心苦しいです。また、ピアノもこの機会に買い替えるのですが、これまで使用していたピアノは一昨日に搬出してしまったので、その間は電子ピアノ生活で一日でも早く生ピアノを搬入したいものです。このような訳で改装前から片付けに追われ、改装初日から疲れ切っています。しかも、4月末のミニコンサートも控え、コンサートの準備と並行して改装を行う大変さを思い知らされました。
その一昨日に搬出したピアノは学生時代を通して20年近くお世話になりました。ピアノでは防音問題など色々な事もありましたが、その分思い入れも特に強かったように思います。これまでのピアノに感謝しつつ、新たなピアノがやってくる事が今からとても楽しみです!

Piano1
搬出前の旧ピアノです。

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少しは真面目に

ピアノ研鑚の抱負を。今年はハイドン没後200年&メンデルスゾーン生誕200年。来年2010年はショパン&シューマン生誕200年、再来年2011年はリスト生誕200年と(他にも沢山の作曲家がいますが)、当方のライフワークにしている作曲家のメモリアルイヤーが続くので、何を勉強しようかと毎日がワクワクしています。特にシューマンは肩入れしている作曲家なので倍以上のレパートリーを作り、曲を深く掘り下げていきますが、あまり勉強していないハイドンにも比重を置こうと考えています。
まず、春に開催予定のミニコンサート(門下生発表会)ではハイドン作品&メンデルスゾーン作品のコーナーを作り、通常の演奏曲とは別に耳慣れた小曲をプログラムに入れ、作曲家に対する造詣が深まればと思っています。当方も両作曲家の作品を披露するので譜読みをしているところで、並行してシューマン&ラベルの譜読みもしています。ミニコンサート後には幼いころの憧れだったショパンに対する思いを胸に名曲をたくさん譜読みし、他の譜読みを終えた曲を掘り下げる作業と並行していく計画です。

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デュポールのメヌエットによる9つの変奏曲

長年何かと敬遠していたモーツァルト作品にも本腰を入れようとレパートリーを何にしようかいろいろ探していたところ、変奏曲集の楽譜に目が留まりました。普段は何かとソナタ集中心に取り組みがちですが、変奏曲集も素晴らしい曲がたくさんあります。そのなかで当方は小学6年生の頃にデュポールのメヌエットによる9つの変奏曲を勉強しました。

当時、ベーレンライター原典版という楽譜を使用したのですが、何と楽譜にはほとんど記号が書かれておらず、演奏するのに重要な指使いは自分で書き込んで勉強しなければなりませんでした。このように音符以外ほとんど書き込まれていない楽譜で勉強するのはこの時はじめてであり、苦労して自分で書き込んだ指使いがこのとおりです。
Duport  

それまでは楽譜に強弱記号や指使いが丁寧に描かれていたので自分でろくに考える事もなく楽して弾いていたものが、この頃から幼いながらも作曲家の意図を少しずつ考え、音楽の構成をしっかりとさせて弾けるようになってからは、曲の仕上がりが格段に速くなった覚えがあります。が、この曲に関しては指使い以外の面でもシンプルであるが故の難題に差し掛かり、相当手こずったのでした。
まず、装飾音のバランスが悪すぎる点、モーツァルトは装飾音なしでは語れません。音の粒はそろわない、しかも数を正確に入れようとすると音にムラが生ずる、装飾音だけでどのくらいの時間がかかった事か、それまでのベートーヴェンやショパンの演奏のほうがよほど楽でした。次に、アーティキュレーション(フレーズ等)の下手さ、当時のリコーダーにおけるタンギングの下手さがモーツァルト作品で露呈する結果となり、音楽がなかなか繋がらなかったのです。
第7変奏では遂に×印の烙印を押されてしまい…
Duport2

この曲では(他でもありましたが)師匠の堪忍袋の緒が切れ、一通り暗譜したところで曲は打ち切りとなってしまったのでしたが、
「将来、真の大人になった時にもう一度弾いてみなさい」
という唯一の救いのお言葉をいただいたものの、なかなか取り組むことなく長~い月日が流れ…。

時は過ぎて先日(真の大人になったかどうかは不明として)弾いてみたところ、やはり当時とは違い楽しくスムーズに弾かせてもらっていますが、難しいと思うところは当時と変わったいませんでした。しかし、難しいところにも「何故?」という思いで弾くのが楽しくて、謎解きをしていく気持ちで取り組めるようになったのは成長した証なのかもしれません。

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忘れられない曲

今はミニコンサートで演奏しようと思う曲をたくさん試し弾きしているところですが、その一環でベートーヴェン作品を弾いたとき、ふと過去の思いが脳裏を過りました。

それは確か?!小学6年時のある日のレッスンで、次に勉強する曲を決める時のことです。ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第1巻(第1番~15番)の中から1曲を選んで勉強することになっており、当時の師匠に何を弾きたいか聞かれて迷わず第14番「月光」と即答しました。「月光」は32曲あるベートーベンのピアノ・ソナタの中で初めて聴いた曲であるとともに、第1楽章の美しさと第3楽章の激しさの対照的なのが印象深く、幼いながらも心が揺さぶられた曲です。しかし、当時の実力と感性では「この曲は大人(精神的にという意味です)の曲であって、こどものあなたが弾ける曲ではありません!」と見事に却下され、その前に第8番「悲愴」を勉強しなさいと言われました。確かに当時の実力では仮に弾けたとしても1曲に時間が掛かりきりになることが予想されたし、難易度では少しばかり低い「悲愴」をきちんと勉強することが大切だという事は解っていたので、「月光」を勉強できることを目標に「悲愴」をかなり頑張って弾いた覚えがあります。

「月光」を初めて聴いたときの感動と弾きたくても弾くことのできなかった当時の思いが溢れるように蘇った今、ミニコンサートへ向けて無心で勉強している生徒さんと同じ気持ちで、講師演奏では“月光ソナタ”を演奏しようと思います。

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ピアノと応用力

ミニコンサート[門下生発表会]まで約2カ月となりました。今回はコンサート決定から本番までの時間が短いものの、出演する生徒さんは着実に曲を仕上げようと一生懸命に頑張っています。
レッスンにおいてもミニコンサートを契機に、まずは生徒さん自身が弾く曲で構成や分析など楽典的要素もしっかりと行い、その後は譜読みの仕方から改革していく読譜力を強化できるレッスンを目指したいと、今はあれこれ試行錯誤しているところです。やはり譜読みが早いのと遅いのでは雲泥の差!譜読みが正確で短期間に色々な曲を弾ける能力が培われると、ピアノ以外の分野においても大いに生かすことができます。よく日本人は応用力が欠け学習の仕方が間違っていると指摘されていますが、それはピアノにおいても全く同じことが言えます。ピアノや読譜力を通して論理的な能力をも養うこと、それは指導者でもある当方にも該当する重要な課題です。

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無言歌集

ここ何日間かレッスン以外に所用が多く、自身の練習時間の確保ができなかったものの、今日は腰を据えて練習することができ一安心したところでした。自身の研鑚以上に生徒さんの教材研究は最重要なので、このような時間はとても貴重です。
今日はメンデルスゾーン作品の48曲から構成されている無言歌集に重点を置いて勉強してみました。48曲全部取り組むのは大変ですが、一つひとつの曲は短いのでピックアップすれば譜読みしすく、是非多くの方に演奏していただきたい曲ばかりです。比較的形式が理解しやすい反面、音にちりばめられている意図や歌心を表現するのは難しいので、この曲集に取り組むと初心に戻ることができて次への活力を生み出してくれる音楽は魅力的です。
再来年はメンデルスゾーン生誕200年、生徒さんにも多くの無言歌集をレパートリーにしてもらいたいと思います。

*下の写真は新宿へ行った時に遭遇した“ヤンクミ”製作過程です
Gokusen  

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